理事長ご挨拶
本協会は、日本とインドネシア共和国の医療連携を通して、両国民の健康増進に貢献することを目的に2019年に設立されました。特に、世界的に高い水準を維持している日本の医療制度、技術、機器、施設を通して連携することで、医療および福祉の向上を目指しています。そのため、両国間の医療従事者および専門家の交流、インドネシア共和国での医療および福祉事業者への普及・啓発活動、さらには、コンサルティング事業による支援を主たる活動としています。
本協会は、両国の医療および福祉分野の専門家が一同に集う「高度医療医学フォーラム」をインドネシア共和国ですでに2回開催しました。このフォーラムには、両国の政府関係者も含めて約500名が参加し、両国の医療連携の重要性を確認するとともに、今後のさらなる連携計画が議論されました。特にインドネシア共和国側からは、日本からの医療人材および医療機器の援助に関する希望が多くありました。新たに建設される医療施設への全面的な援助についても、具体的な計画の必要性が議論され、今後の両国のさらなる協力が期待されている状況です。
2023年7月に本協会は事務所を移転し、新たに活動を展開することとなりました。今後とも、日本とインドネシア共和国の医療水準の向上のために、本協会へのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和5年11月吉日